
三優監査法人
導入事例
採用管理システム採用一括かんりくん


社名
三優監査法人
業種
監査法人
企業規模
383名(2025年9月時点)
都道府県
東京都
事業内容
会計監査、IPO準備監査、経営、財務コンサルティング、事業承継企業再編などの幅広い分野における豊富な実務経験を備えており、監査業務をメインに事業を展開。
社名
三優監査法人
業種
監査法人
企業規模
383名(2025年9月時点)
都道府県
東京都
事業内容
会計監査、IPO準備監査、経営、財務コンサルティング、事業承継企業再編などの幅広い分野における豊富な実務経験を備えており、監査業務をメインに事業を展開。
公認会計士試験合格者の採用は、期間と母数が概ね決まっている短期決戦の採用活動です。BDO三優監査法人様には、限られた母集団の中で入社社員を獲得するため、効率化を目指して以前より「採用一括かんりくん」を導入いただいておりました。今回はそれに加えて採用代行サービス「採用代行かんりくん」を導入いただきましたので、導入いただいた背景や、導入によって感じられた更なる効果について、畑村様、小玉様にお話を伺いました。
採用代行の導入を検討した直接のきっかけは、採用担当者のリソース不足でした。当法人が掲げる採用コンセプトに基づいた候補者へのフォローや、採用環境の変化に対応するための「つなぎとめ施策」が、人手不足によって十分に行えていないという課題がありました。
当法人の採用担当は監査業務と兼務しており、本来の業務に加えて採用活動も担っています。そのため、採用だけに割ける時間がどうしても限られてしまい、慢性的な人手不足を感じていました。
一方で、当法人では「君じゃなきゃと言われる会計士」という採用コンセプトを掲げ、候補者一人ひとりと向き合うタイムリーで質の高いコミュニケーション(ワンツーワンの接点)を重視しています。その一環として、合格前からワークショップや個別相談会といった母集団形成施策、集まった候補者に対してのフォローアップを企画しているのですが、現実には担当者が監査業務や会議で席を外すことが多く、候補者からのお問い合わせに対する迅速な一次対応やタイムリーな返信が難しい状況でした。
そのため、理想とするフォローアップをリソースの制約から十分に行えていないというジレンマを感じていました。
また、近年の採用市場の変化も課題に拍車をかけていました。候補者が事前に多くの情報を得られるようになったことで、手当たり次第にエントリーする傾向は薄まり、結果として当法人へのエントリー数も減少傾向にあります。だからこそ、エントリーしてくださった一人ひとりの候補者を、いかに確実に選考へと引き上げ、つなぎとめていくか。その重要性が、これまで以上に高まっていました。
導入済みの採用管理システム「採用一括かんりくん」に、歩留まりを改善する機能があることは認識していましたが、ここでも人手不足がボトルネックとなり、新機能のキャッチアップや詳細な設定にまで手が回らず、便利な機能を十分に活用しきれていないという課題も抱えていました。
こうした複数の課題を解決し、兼務体制という制約のなかでも私たちが理想とする、きめ細やかで迅速な候補者対応を実現したい。そのための最適な手段として、採用代行サービスの導入検討へと至りました。

特に人手不足を痛感していた業務は、大きく二つあります。
一つは、候補者への連絡業務です。例えば、選考から時間が経過した方へのフォローや定期的な情報提供、イベント終了後のサンクスメールといった定型的な連絡です。これらの業務はほとんど手が付けられていませんでした。また、サンクスメールも手動で送信していたため、休日を挟むと対応が週明けになるなど、タイムリーなコミュニケーションが取れないという課題がありました。
もう一つは、KPI管理やデータ分析といった業務です。以前は、必要なデータを把握するためにシステムから情報を都度エクスポートし、Excelで集計・分析する手間が発生していました。本来「採用一括かんりくん」で可視化できるはずの数値も、当時は設定を使いこなせず、うまく活用できていない状態でした。

採用代行のご提案をいただいた際には、率直に大きな期待を感じました。特に、当法人の課題感に合致し、大きな効果が見込めると感じたのが「LINE連携機能」の活用提案です。これまでもLINEは主な連絡手段でしたが、候補者の状況に応じてリッチメニューを出し分ける、興味を惹くコンテンツを見せるといった具体的な工夫を凝らすことで、コミュニケーションの質をさらに高められると確信しました。
また、導入前の不安が払拭されたのも、ご提案の質の高さによるものです。提案の段階で採用業務を一つひとつ細かく洗い出し、どの業務を「採用一括かんりくん」が担い、どこに代行サービスが入るのかを具体的に可視化してくださいました。これにより、施策のミスマッチが起こる懸念はありませんでした。むしろ、業務の棚卸しを通じて、私たちが抱えるタスクがいかに多いかを改めて認識すると同時に、その大半をシステムと代行サービスでカバーできると明確に理解できたことで、不安は業務負担が大幅に軽減されることへの期待へと変わりました。
また、「採用一括かんりくん」の機能をより有効活用したいという思いが強かったため、かんりくんのポテンシャルを最大限に引き出す提案をいただけたことも、大きな魅力でした。特にオートメーション機能など、これまで使いこなせていなかった便利な機能の具体的な活用法を示していただいたことは、導入を後押しする重要なポイントになりました。
導入による最も大きな成果は、採用業務にかかる工数の大幅な削減です。導入前後で比較したところ、年間でおよそ500時間、人数に換算すると約1.5人分の業務量削減につながったと試算しています。
この成果は、「採用一括かんりくん」の活用を促進するコンサルティングと、専門知識を持つプロによるフォローアップ代行、この二つを併用したからこそ実現できたものです。
また、定量的な効果だけでなく、候補者との接触頻度が高まり、候補者視点に立ったコミュニケーション設計を実践できたことで、歩留まりの向上にも確かな手応えを感じています。さらに、課題だったデータ分析についても大きく改善されました。当法人の特殊な採用事情を深く理解した上で最適な設定を提案・実施していただき、今では見たい数字を「採用一括かんりくん」の画面上で、時間をかけることなく瞬時に確認できる体制が整いました。

まず、「採用一括かんりくんの活用促進」では、オートメーション機能をより高度に使えるように設定いただきました。
候補者への定型連絡はもちろん、選考後の候補者のステータス変更や煩雑になりがちな個別の選考日程調整まで、一連のプロセスが自動化されました。これにより、採用の繁忙期であっても、担当者は本来注力すべき監査業務に集中できる環境が実現し、非常に助かっています。
次に「候補者目線でのコミュニケーション設計」では、主にLINE活用の高度化をサポートいただきました。
候補者のフェーズに合わせてリッチメニューのデザインを出し分けるといった高度な活用法を提案いただき、例えばエントリー直後にはYouTube動画、面談前には担当パートナーの情報へ誘導するボタンを設置し、候補者が「その時ほしい情報」を人の手を介さずに提供できるようになりました。本年度は一部での活用でしたが、来年度からはこの仕組みを全面的に展開し、エンゲージメント維持と有効母集団の形成に繋げていきたいと期待しています。
そして「プロが行うフォローアップ代行」では、その質の高さを改めて実感しました。
当社の採用コンセプトを深く理解した上で、これまで手が回らなかった候補者一人ひとりへの手厚いフォローを電話で実施していただいた結果、合格発表後のお祝い連絡などをきっかけに、面接に進んでいただけるケースが着実に増えています。
公認会計士試験合格者の採用は、合格発表後にいかに早く接触できるかどうかが鍵を握ります。これまで大手に流れがちだった候補者の中から、プロの巧みな電話応対によって数名を面接に繋げられたのは、私たちにとって非常に大きな成果でした。
実際にその応対を拝見し、候補者の参加意欲を引き出すコミュニケーションは「さすがプロ」の一言で、その効果を確信しました。
今後の最大の課題は、母集団の形成です。公認会計士試験の合格者は年間約1,600名と限られており、その人材を数十の法人で獲得し合う厳しい状況です。特に大手法人に人気が集中するなかで、いかに当法人の魅力を伝え、エントリーに繋げていくかが重要になります。
そのボトルネックとなっているのが、業界内での知名度です。監査法人といえばやはり大手4法人の認知度が高く、当法人は業界8位という実績がありながらも、候補者の方から「初めて聞いた」と言われることも少なくありません。
だからこそ、私たちは他にはない当法人の独自の強みを、より積極的に発信していく必要があると考えています。例えば、当法人はIPO支援やグローバルネットワークに強みを持ち、若手でも監査業務にとどまらず、アドバイザリー業務や海外関連業務に挑戦するなど、多様なキャリアパスを歩んでいます。準大手という立ち位置ながら、強固な海外メンバーファームとの連携を活かし、IPOを目指す成長企業やグローバル企業を支援する経験を積む機会があります。
今後は、こうした魅力を一人でも多くの方に知っていただくため、広報活動に一層注力していきます。その施策の一つとしてLINEのリッチメニュー配信などを活用していきたいです。次年度以降は、より早期の段階から「採用代行かんりくん」と二人三脚で採用戦略の立案から実行までを進め、「初めて聞いた」から「選ばれる法人」へと飛躍できるよう、更なる採用成果の向上を目指したいと考えています。

社名
三優監査法人
業種
監査法人
企業規模
383名(2025年9月時点)
都道府県
東京都
事業内容
会計監査、IPO準備監査、経営、財務コンサルティング、事業承継企業再編などの幅広い分野における豊富な実務経験を備えており、監査業務をメインに事業を展開。